名城大学は2月17,18の両日に実施された第109回薬剤師国家試験で95.63%の合格率を達成、全国の大学74校の中で2年連続のトップになった。6年制新卒、6年制既卒の2部門でも、それぞれ98.64%、82.14%の合格率で私立薬学部、薬科大学56校中の1位に輝いている。
名城大学によると、第109回薬剤師国家試験では、名城大学から6年制新卒、6年制既卒、旧4年制卒業者・受験資格認定者を併せて252人が受験し、うち241人が合格した。95.63%の合格率は全国平均合格率の68.24%を大きく上回っている。なお、合格者が9割を超えたのは名城大学と山陽小野田市立山口東京理科大学(101人中95人)、金沢大学(45人中42人)、北海道大学(31人中28人)の4校。
名城大学の神野透人薬学部長は「学生のたゆまぬ努力と教職員らが一体となった教育の賜物。名城大学薬学部で学ぶ後輩たちも先輩の姿を追いかけ、自分自身の夢をかなえてほしい」とのコメントを発表した。
厚生労働省の集計によると、第109回薬剤師国家試験は全国から1万2,258人が受験し、9,296人が合格した。合格率2位は94.06%の山口東京理科大学、3位は93.33%の金沢大学、4位は90.38%の広島大学、5位は90.32%の北海道大学だった。
参考:【名城大学】第109回薬剤師国家試験 本学は2年連続で合格率全国1位に
【厚生労働省】第109回薬剤師国家試験大学別合格者数