2024年3月29日、麻布大学は、神奈川学園中学・高等学校と連携事業に関する協定を締結した。両校の関係者が出席し、協定書の締結式を実施した。

 今回の協定は、麻布大学と神奈川学園中学・高等学校が、それぞれの教育内容の充実、学生及び生徒の資質向上を図り、社会に貢献する人材の育成に寄与することを目的としている。

 麻布大学は「麻布出る杭プログラム」の一環として高大接続により高校生が大学の教育・研究にチャレンジする、いのちと共生の研究プログラムを推進しており、この協定を通じて神奈川学園が中学1年生から取り組むフィールドワークや探究学習の総合カリキュラム「Kanagawa プロジェクト」とコラボレーションを行い、連携及び協力をより深めていく。

 具体的には、麻布大学は、神奈川学園中学・高等学校が実施する探究学習に講師として派遣するほか、必要な指導方法及び教材の開発等の取組に資する活動等に協力する。神奈川学園中学・高等学校は、麻布大学が実施する高校段階における大学教育の早期履修体験活動に生徒を派遣するほか、生徒の能力をさらに伸長できるような高度なカリキュラムの構築に資する活動等に協力する。

参考:【麻布大学】神奈川学園中学・高等学校と連携事業に関する協定を締結

麻布大学

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麻布大学のルーツは、明治23年(1890年)、與倉東隆によって東京の麻布(現 港区南麻布)に開設された「東京獣医講習所」にさかのぼります。1950年に麻布獣医科大学として開学、1980年に麻布大学に改称。麻布大学では建学の精神「学理の討究と誠実なる実践」のもと[…]

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