手厚い就職支援が人気の金沢星稜大学では、計174名の3年生が参加し、就職活動に向け、面接対策の自己分析を行う「就職合宿(通称メンタイコ合宿)」が行われた。
『就職がいいから』という理由で進学を決める学生が多い金沢星稜大学。「論理的思考力を身につける」「プレゼンテーション力を高める」「4年生のすごさを知る」をテーマに、フェリー内で研修を行う洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび」や、女性が活躍するエアライン系企業ほか難関企業の就職を目指す女子学生のための「MOON SHOT講座」など大学独自の就職支援体制が手厚く整っている。
そのひとつが2018年11月17日・18日、12月1日・2日の両日程で行われた1泊2日の「就職合宿」。参加した3年生は、県青少年総合研修センターで、自分を振り返りながら自己PRを作成し発表を重ね、面接で自分がどんな人間なのかを伝えることを考え抜く。面接対策の自己分析を行う合宿であることから、通称:“メンタイコ”合宿と呼ばれる。合宿には、就活を終えた先輩も参加し、後輩のためにアドバイザー役としてサポートした。
参加した学生からは、「周りの変化を見て、自分に負けられないという心が芽生えました。自分のことをよく知り、自分が就職先で何をしたいのかという軸をはっきりさせ、工夫して言葉にする練習を何度もしていこうと思います。」「“就活を楽しむ”という言葉が印象的でした。これからはどうせやらないといけないことなら楽しくやった方がいいという考え方に変えていこうと思いました。」「自分自身でも“一皮むけた”と実感できた合宿だったと思います。」などのコメントが寄せられた。学生たちは、“メンタイコ”合宿を通じ、就職活動に意欲的に取り組む心の準備ができたようだ。