2024年6月5日、厚生労働省は2023年人口動態統計月報年計(概数)を公表した。

 出生数は8年連続減少し、過去最少の727,277人。出生数を母の年齢(5歳階級)別にみると、45歳以上で前年より増加し、他の各階級では減少している。合計特殊出生率は1.20で前年の1.26より低下し、過去最低(8年連続低下)となった。

 18歳人口でみると、2025年度入試の対象者は1,090,562人で2.5%増、2026年度入試の対象者は1,092,664人で0.2%増となっているが、2027年度以降は、毎年減少することが分かっている。なお、2025年度入試対象の18歳人口と、2023年の出生数を比較すると、33.3%減となっている。

参考:【厚生労働省】令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況

大学ジャーナルオンライン編集部

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