2024年8月7日(水)、8日(木)、9日(金)の3日間にわたり、日本女子大学は「理学部サマースクール 2024」を開催する。理学部を持つ唯一の私立女子大学として多彩な6講座を用意し、最先端科学に触れる体験の場を女子高校生に提供する。
日本女子大学理学部は、私立女子大学唯一の理学部として1992年に開設し、複数分野に渡る広い視野を有する理系人材を多く輩出してきた。実験実習科目の多さと、充実した実験施設での少人数によるきめこまかな指導を特徴としている。
女子高校生を対象とする「理学部サマースクール」は2004年より開催し、これまでに1,100名を超える女子高校生に科学の面白さを伝えてきた。対面で行われる講座では日本女子大学理学部の充実した実験設備が使えるほか、遠方からも参加可能なオンライン講座も実施する。
2024年度は6講座を用意。1888年にヘルツが作成した発振器を現代の装置を使って再現し「電磁波」の存在を確認する講座や、がん細胞であるHeLa細胞に遺伝子を導入する実験を体験する講座などを行う。日本女子大学の教員による丁寧な指導は過去の参加者からも好評で「数学や理科が少し苦手という方も安心して参加して下さい」と呼びかけている。
<理学部サマースクール2024>
日程:2024年8月7日(水)、8日(木)、9日(金)
会場:日本女子大学 目白キャンパス(JR山手線目白駅から徒歩15分)
対象:女子高校生
費用:無料
申込:6月24日(月)~7月11日(木)12:30まで
※1人2講座まで参加可能、定員に達した場合は後日抽選
内容:1888年にタイムスリップ?!-ヘルツの実験と宇宙からの電波(対面10名)
ヒト培養細胞への遺伝子導入(対面16名)
図形を足したり引いたりねじったり(対面20名)
皮膚の働きと化粧品の化学(定員なし、オンライン開催)
鳥のことば:音声分析で探ってみよう(対面10名、オンライン定員なし)
モノを数えよう ?不思議な数と式の話?(対面25名、オンライン定員なし)
※カッコ内は定員。詳細はホームページで要確認