明治学院大学は「情報科学融合領域センター(Center for Interdisciplinary Informatics)」を新たに設置した。発足を記念して2024年7月26日(金)キックオフシンポジウム「文理はどう共創できるか? シナジーのあり方・作り方を考える」と記念レセプションを開催する。

 情報科学融合領域センターは、モノを対象としてきた自然科学系の学問、コトを対象としてきた人​文学・社会科学系の学問が相互に刺激し学びあう場を提供することを目的に開設された。情​報科学を中心とした“理系”と人文学・社会科学の背景をもつ“文系”が連携し、先端的かつ先駆​的な共同研究やAI・情報技術の進展が社会にもたらす影響についてのワークショップ、明治学院​大学発の研究成果の発信、国内外の研究者との協働・交流などを行う。

 キックオフシンポジウムでは「文理はどう共創できるか? シナジーのあり方・作り方を考える」をテーマに、情報科学分野や人文・社会科学系分野の各専門家が登壇する講演やラウンドテーブル・ディスカッションなど行う。また、シンポジウム終了後には記念レセプション(懇親会)も予定している。シンポジウム、記念レセプションとも参加費無料。参加希望者は要申込。

<キックオフシンポジウム 文理はどう共創できるか? シナジーのあり方・作り方を考える>
日時:2024年7月26日(金)14:45~17:30
会場:明治学院大学白金キャンパス パレットゾーン白金2階 アートホール
費用:無料
定員:120名

講演1:「文理の融合とはどういうことか?」長谷川 眞理子氏 
日本芸術文化振興会理事長。進化生物学、人間行動進化学、自然人類学が専門。

講演2:「AI研究における文理融合とは?」栗原 聡氏
慶應義塾大学理工学部教授、共生知能創発社会研究センター長、JST(科学技術振興機構)さきがけ「社会変革基盤」領域統括。人工知能、社会シミュレーション、計算社会科学が専門。

講演3:「科学技術ELSI/RRIと文理融合」唐沢 かおり氏 
東京大学大学院人文社会系研究科教授、JST社会技術研究開発センター「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」総括。社会心理学、社会的認知が専門。

<記念レセプション(懇親会)>
日時:2024年7月26日(金)17:45~20:00
会場:明治学院大学白金キャンパス インナー広場「さん・サン」
費用:無料 
定員:80名

参考:【明治学院大学】情報科学融合領域センター

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