2015年8月8日、同志社大学寒梅館で、国際教育学会(ISE)、京都大学、同志社大学、神戸大学の共催による公開シンポジウム「学びを科学する」が開催されます。高校生や教職員のほか一般の方も無料で参加できます。

 共催団体のひとつ国際教育学会(ISE)は、初等教育から大学院教育までの質を向上させるために設けられた機関で、国際社会で通用する人材を生み出す教育、学力を伸ばす教授法、教材の開発、カリキュラムのあり方などを研究し、学びの場を提供するなどの活動を行っています。

 公開シンポジウム「学びを科学する」は、効果的な教授方法や子どもの能力の伸ばし方などを学ぶ3部構成のプログラムになっています。第1部と第2部は、それぞれテーマを設け、官民の有識者による7つの講演が行われます。第1部のテーマは「効果的な学習」。神戸女学院大学教授・川越栄子氏の「国際学会ビデオを使った英語教育」、大阪市立築港小学校教頭・木下典子氏の 「児童期における論証能力の発達と批判的思考力との関連性」などの講演が行われます。また、第2部は「教育の可能性を探る」をテーマに、京都大学基礎物理学研究所准教授・村瀬雅俊氏が「学びと遊びの原点に迫る」、レクタス教育研究所理事長・正司昌子氏が「子供の能力を伸ばす驚きのメソッド」について講演します。第3部では、「考え方・癒し・能力の開発」をテーマにしたパネルディスカッショが行われます。モデレーターを同志社大学経済学部教授・八木匡氏が務め、国際教育学会会長・西村和雄氏や京京都大学総合博物館館長・大野照文氏など5人のパネリストを迎え、「学び」に関してディスカッションします。

 同シンポジウムへの参加は、事前申込みが必要で、同志社大学のHPに掲載されている専用申込フォーム、FAX、メールで2015年8月5日まで申込みを受け付けています。

出典:【同志社大学】公開シンポジウム「学びを科学する」

大学ジャーナルオンライン編集部

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