2024年8月5日(月)と8日(木)、麻布大学(神奈川県相模原市)の高大接続・社会連携プログラム開発センターはJR東海のFUN+TECH LABOと共同で、GIS(地理情報システム)を使って地元・相模原市橋本地区の魅力を未来に遺す市民参加型ワークショップ「麻布大学生と橋本デジタルマッピング」を開催する。

 JR横浜線と相模線、京王電鉄相模原線の橋本駅周辺は、現在、2027年のリニア中央新幹線の開業を見据え、新たなまちづくりを目指して様々な整備計画が進められている。地域住民のなかには、刻々と変わり続ける風景に驚きや寂しさを覚える人もいれば、愛着のあるまち・橋本の「今ある魅力」を改めて問い直し、その魅力を何らかのかたちで次世代に遺したいという希望を持つ人もいる。

 今回のワークショップでは、橋本を愛する人々が主体的、かつ継続的に地域の魅力や思い出を残していけるよう、各地域の記録(思い出)をGIS(地理情報システム)を使ったデジタル地図として未来に遺す技術を麻布大学生が伝授する。デジタルデータは紙媒体のように劣化しないので世界中の人々・未来の橋本住民と共有することが可能となり、コミュニケーションが広がり、ウェルビーイング(幸福度)の向上にも期待できる。また、学生にとっても、この社会連携に企画から携わることで、責任感を持った行動、実践力の向上などの教育効果を目指す。

<麻布大学生と橋本デジタルマッピング 開催概要>
日時:2024年8月5日(月)、8日(木) いずれも10:00~12:00
会場:FUN+TECH LABO 相模原市緑区橋本2-1-58 (橋本駅南口から徒歩約2分)
内容:スマートフォンのGIS(地理情報システム)アプリで橋本の”今ある魅力”や思い出をデジタル地図として未来に遺す手法を学ぶ。
対象:スマートフォンを持っている人なら誰でも参加可能
費用:無料
申込:橋本デジタルマッピング(JR東海MARKET)で無料会員登録と事前申込が必要
企画運営: 麻布大学 高大接続・社会連携プログラム開発センター、JR東海 FUN+TECH LABO

参考:【麻布大学】大学生と一緒に地域の魅力をデジタル技術で未来へつなげ!-麻布大学×FUN+TECH LABO(JR東海) 市民参加型ワークショップ開催のご案内-

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麻布大学のルーツは、明治23年(1890年)、與倉東隆によって東京の麻布(現 港区南麻布)に開設された「東京獣医講習所」にさかのぼります。1950年に麻布獣医科大学として開学、1980年に麻布大学に改称。麻布大学では建学の精神「学理の討究と誠実なる実践」のもと[…]

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