2024年8月20日(火)と29日(木)、千葉商科大学人間社会学部の丸浜千紘専任講師のゼミナールは、小学生に夏休みの居場所を提供しつつ保護者の負担軽減に貢献する「サマーチルドレンプロジェクト2024」を開催する。

 「サマーチルドレンプロジェクト」は、2023年に小学生を対象に初開催した。きっかけは2022年に人間社会学部の科目「子どもと家族の心理学」(担当:丸浜千紘専任講師)において、学生が「子どもと家族をとり巻く社会問題」について事前学習をもとに市川市の子育て中の方々にインタビューをし、子育て支援環境のフィールドワークを行ったこと。「困りごとに対して学生ができること」をテーマにアイデアコンペを行い、上位となった本企画を実現させたいと学生から大学に提案して実現させた。

 「サマーチルドレンプロジェクト」では学童保育の預かり時間に近い8:30~17:00の間、学生と楽しむさまざまなレクリエーションを用意し、小学生と大学生の交流と夏休みの思い出作りの機会を提供。遊びだけでなく、宿題や自主学習の時間も設けた。2023年8月に4日間実施した際は約200名の参加があり、そのニーズの高さから2024年の開催が決まった。

今年度は運営体制や募集人数を見直し、大学近隣の3つの小学校を対象に募集したところ、翌日には全日程とも即定員に達するほどの反響を得た。8月20日はアメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」のスタッフを招いて行うフラッグフットボール体験、8月29日は市川市在住の『放浪のお絵かきおじさん』こと百田稔氏を招いて、思い出絵日記を作成する。当日は企画した丸浜ゼミ生16名に加えて、ワンデースタッフの学生30名が運営する。

参考:【千葉商科大学】千葉商科大学が小学生の 「生活の場」 に! 「サマーチルドレンプロジェクト 2024」(PDF)

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