大妻女子大学では、2025年4月、千代田キャンパスにデータサイエンス学部の開設を予定している(仮称、許可申請中)。データサイエンス分野の向上を目的に、JR東日本など大手企業と相互の連携・協力に関する協定を次々に締結している。
データサイエンスとは、現代社会のあらゆる分野で蓄積されている莫大なデータを収集・分析し、有益な洞察を導き出す学問。国を挙げてデータサイエンス人材の育成に取り組んでいるが、他の理工系分野と同様、女性比率向上が課題となっている。
2017年4月に全国初のデータサイエンス学部を新設した滋賀大学が2025年度入試で「女子枠」新設を発表した。女子大学でみると2023年4月に京都女子大学でデータサイエンス学部が設置され、大妻女子大学に新設されると全国で2番目、東日本の女子大学では初となる。
大妻女子大学のデータサイエンス学部では、ビジネスへの応用に焦点を当て経済学・経営学と併せて学ぶ。特徴のひとつが、官公庁や企業等と連携・協力し、企業等のデータに実際に触れ、現場の課題を発見・解決するPBL型の実践的な授業。すでにNTT東日本、気象庁、JR東日本、SOMPOホールディングス、千代田区、TOPPANデジタル、流通経済研究所、QUICKなど名だたる大企業との連携・協力が発表されており、データサイエンス分野の教育・研究および人材育成の向上を目指す。
2024年8月25日(日)には、千代田キャンパスで「オープンキャンパス」を開催。データサイエンス学部を含む各学部・各学科・専攻のガイダンスや体験授業、教職員・学生との個別相談のほか、入試面接・小論文対策講座、総合型選抜学生募集要項の配付、学生によるキャンパスツアーやトークショー、パネルシアター部による公演など、数多くのイベントを実施する。
<大妻女子大学 オープンキャンパス(千代田キャンパス)>
対象学部:データサイエンス学部(仮称、認可申請中)、家政学部、文学部、社会情報学部、比較文化学部、短期大学部
日時:2024年8月25日(日)10:00~16:00 ※9:30から入場開始
会場:大妻女子大学千代田キャンパス
申込:オープンキャンパス登録システム「OCANs」で参加登録、当日は入退場自由