東京都市大学は、情報系4学部6学科の2025年度入試において「一般選抜(前期情報型)」を新設する。「情報Ⅰ・Ⅱ(大学独自問題)200点」及び「大学入学共通テスト(2教科)400点」の合計得点で判定を行うもので、高等学校における学習指導要領の改定により科目「情報」が新設されたことに伴い、全国の大学に先駆けて新たに導入する。

 対象となる情報系4学部6学科は、理工学部電気電子通信工学科、情報工学部情報科学科、情報工学部知能情報工学科、メディア情報学部情報システム学科、デザイン・データ科学部デザイン・データ科学科。
 
 「情報Ⅰ・Ⅱ(大学独自問題)」はサンプル問題をホームページに公開している。また、大学が指定する情報外部試験の資格を利用することも可能。情報外部試験を利用した場合、試験当日「情報Ⅰ・Ⅱ」の試験を受験しない選択もでき、受験した場合にも高得点の方を採用する。

 情報外部試験を利用する場合は[みなし得点]を付与する型式で、応用情報技術者試験:200 点、基本情報技術者試験:160点、これより高度な知識・技能を必要とする情報処理推進機構が実施する上位資格試験( 例:ネットワークスペシャリスト試験、システムアーキテクト試験など)の資格を有する場合は出願前に相談できる。資格証明書は2022年4月以降に受験したものが対象。

参考:【東京都市大学】【2025年度新設入試】本学独自試験「情報Ⅰ・Ⅱ」を導入する入試制度情報 および サンプル問題の公開について

東京都市大学

理工系DNAを持つ総合大学。時代と社会が求める「未来を変える」学びが始動

創立90年を超える東京都市大学は、2023年4月、横浜キャンパスに8学部目となる情報系学部「デザイン・データ科学部」を新設し、2キャンパス8学部18学科体制となりました。関連分野では相互に連携しながら教育・研究を進めています。専門の学習・研究に直結した実践的な[…]

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