2024年12月4日(水)、東京経済大学はSDGsシンポジウム「 世界の言葉とやさしい日本語~国分寺で学ぶ言語のダイバーシティとインクルージョン」を開催する。

 近年、少子高齢化に伴う労働力不足などもあり、海外からの人の流入が増加し、日本国内の在留外国人数は過去最高を更新。東京経済大学のキャンパスが所在する東京都国分寺市でも外国人の住民登録は3,000人を超え、全住民の約2.4%になった。地域社会の中で、多様なバックグラウンドを持つ人々と共に生活していくためには相互理解は不可欠であり、誰もが平等に尊重される社会、助け合えるまちを国分寺地域で実現することを目指してこの企画を開催する。

 第1部では外国出身の方々から、母国の多様な言語に関するお話や日本語を学ぶ際に経験した困難などを、会場からの質問を交えながらうかがうことを予定する。第2部では私たちが円滑なコミュニケーションをはかるために、「やさしい日本語」がなぜ必要なのか、またそれはどういったものか、具体例などを用いて共に学ぶ。(事前申込制、参加費無料)

【プログラム】
第1部 言語のダイバーシティ
聞き手:小田登志子(東京経済大学 全学共通教育センター 准教授、国分寺市国際協会 会長)
話し手:ラジ・アフマドさん
ラフマット・ヒダヤさんとリア・パラミタさん
ロヒヤ・ファン・デル・フェルデさん
第2部 インクルージョンのための「やさしい日本語」
司 会:小田登志子(東京経済大学 全学共通教育センター 准教授、国分寺市国際協会 会長)
  話し手:押味亜希子さん(国分寺市国際協会事務局長)

【開催概要】
日時:2024年12月4日(水)16:30~18:30(開場16:00)
会場:東京経済大学 大倉喜八郎進一層館(フォワードホール)
定員:100名
参加費:無料
※申込みは東京経済大学公式サイトから受け付けている

参考:【東京経済大学】12月4日(水)開催 東京経済大学SDGsシンポジウム「 世界の言葉とやさしい日本語~国分寺で学ぶ言語のダイバーシティとインクルージョン」

東京経済大学

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