東京都公園協会は緑と水の普及啓発に貢献した個人や団体の作品を表彰する東京都公園協会賞で、第60回の節目の年を迎えたことを記念し、技術部門に主に首都圏の大学生、大学院生、高校生を対象とする「緑と水のデザイン特別部門」を新設した。
東京都公園協会によると、緑と水のデザイン特別部門は18歳以上の大学生、大学院生、高専生、専門学校生らが対象となる「U25」と高校生が対象の「U18」の2部門がある。東京都の公園緑地や都市緑化、水辺を対象にした調査や計画、設計、デザイン作品を募集する。
U25は制作指導に当たった教員、U18は学校長の推薦が必須。9日から公開予定の東京都公園協会賞ホームページから応募でき、東京都千代田区の緑と水の市民カレッジへ自ら持ち込むか郵送で送る。応募締め切りはU25が2025年2月14日、U18が3月22日必着。
作品は選考委員会で審査したあと、返却される。審査発表は7月の予定。受賞者には副賞として賞金3万円が贈られ、ホームページ上で紹介されるほか、東京都公園協会が発行する専門誌「都市公園」に掲載される場合がある。