東京都教育委員会と東京農工大学は高大連携に関する協定を結び、都立多摩科学技術高校を拠点として高校から大学、大学院までの一貫教育で研究者を育成するプログラムの開発に取り組むことを決めた。都教委は2020年度から試行的に導入し、他校にも拡大したい考え。

 都教委によると、協定の締結式は東京都庁の教育委員会室で開かれ、中井敬三都教育長、白鳥靖都立多摩科学技術高校長、大野弘幸東京農工大学学長らが出席。中井教育長と大野学長が協定書に調印、交換した。

 協定は大学の研究者の特別講義や大学院生による実験や研究指導を受けることにより、高校生が早い段階から研究者としての素養を育成するのが狙い。成果を大学と高校の教員が評価し、大学入試に反映させることも視野に入れている。

 これに合わせ、高校での授業を大学での専門的な学びに円滑に接続できるようにし、高校と大学で一貫した教育カリキュラムが組めるよう工夫する。同時に大学入学後の状況を定期的に高校へフィードバックすることも検討する。

参考:【東京都教育委員会】「東京都教育委員会と国立大学法人東京農工大学との連携に関する協定」を締結しました

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東京農工大学は1949(昭和24)年に東京農林専門学校と東京繊維専門学校が統合して設立されました。しかし、その起源は明治7年(1874年)に設立された内務省農事修学場と蚕業試験掛にまでさかのぼります。現在では農学部と工学部からなる唯一の国立大学としてこれらの知[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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