文教大学経営学部 田中克昌ゼミナールは、丸亀製麺などを展開する株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドール社)が主催する「トリドール持続可能ビジネスコンテスト」において、2022年度の第2回から3年連続で最優秀賞を受賞。トリドール社は学生らの提案を実現するため、経営学部と連携協定を締結した。
これまで「トリドール持続可能ビジネスコンテスト」において、田中ゼミは第2回で調理の際発生する大量の廃棄水を電気に変える「丸亀製麺の廃棄水を電力に!」、第3回は注文した音声を透明ディスプレイ上にリアルタイムで文字として映し出す「ユニバーサルコミュニケーション『MONICOM』」、第4回は能登の木材や輪島塗の技術を活用した「丸箸(丸亀製麺特製箸)」の提案で最優秀賞を受賞し3連覇を果たしている。
連携協定は、トリドール社が優勝した提案を実現するために、両者の人的・知的資源の交流と活用を図り、教育、研究及び持続可能な社会の発展に寄与することを目的として締結した。
学生の提案をトリドール社が実現するためには、数年かかることもあり、提案した学生が卒業した後は他の企業に就職することもあるため、実証実験等に関わることが困難になる。そこで、学生の受賞提案を文教大学経営学部とトリドール社が共に預かり、文教大学経営学部では田中ゼミのゼミ生が中心となって、トリドール社ではビジネスコンテストを主催した同社のサステナビリティ推進部と連携して受賞案件の実現を目指す。
参考:【文教大学】文教大学経営学部とトリドールホールディングスがビジネスコンテスト受賞(3連覇)案件に関する連携協定を締結(PDF)