国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)は、フランスの大学団体に当たるフランス・ユニヴェルシテ、フランス技師学校長会議と履修、学位および単位の相互認証に関する協定を締結した。

 JACUIEによると、協定の調印式はフランス・パリの高等教育・研究省で開催された第10回日仏科学技術協力合同委員会の席で行われ、日本から新潟大学学長の牛木辰男JACUIE座長、筑波大学学長の永田恭介国立大学協会会長、小林良江群馬県立女子大学学長らの代表団が出席した。

 協定は2013年の日仏共同声明に基づくもので、両国の学士・修士・博士課程の入学や編入の基礎資格と単位を相互認定する。これまで日本側は国立大学協会が単独で締結していたが、公立大学や私立大学も参画するJACUIEが新たに協定を結び、日仏連携のすそ野を広げた。

 協定締結のあと、大学団体間の意見交換会が開かれ、今後の交流事業の方向性など具体的な連携方法について意見を交わし、日仏両国の交流拡大で一致した。

参考:【国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会】JACUIE、フランス・ユニヴェルシテ、フランス技師学校長会議の間で「履修、学位及び単位の相互認証に関する協定」の調印式を挙行

大学ジャーナルオンライン編集部

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