2025年5月11日(日)東京都文京区目白台で男子大学生、大学院生の学生寮を運営する和敬塾は、創立70周年を記念する「和敬塾フェア」を催す。旧細川侯爵邸を利用した和敬塾本館や学生ホールなどの見学会、塾生による研究発表など多彩なプログラムが予定されている。
和敬塾によると、記念行事は和敬塾の魅力や活動を広く地域住民に知ってもらうのが目的で、5月11日午後2時から午後5時まで和敬塾で開催される。入場は無料。予定されているプログラムは、和敬塾本館や学生ホール、学生寮の見学会、居合道演武会、茶道部によるお点前披露、大学院生による研究発表会、塾生のフットサル大会など。
和敬塾は1955年、共同生活によって知性と徳性を持つ社会人の育成を目指し、総合機械メーカー前川製作所創業者の前川喜作氏の手で創設された。旧細川侯爵邸の敷地約2万3,000平方メートルに東寮、西寮、新南寮、北寮を持つ。英オックスフォード大学、ケンブリッジ大学の学生寮を参考に考えられたと伝えられている。
特定大学の学生を集めた寮ではなく、首都圏にある複数の大学から学部学生や大学院生を集めている。現在、居住するのは首都圏約50大学の約400人。主な出身者に加藤隆俊元IMF(国際通貨基金)副専務理事、北岡伸一元国連次席大使、木俣正剛元週刊文春編集長、島田紘一郎元日本化薬社長、吉田治国民民主党大阪府連副代表らがいる。
参考:【アットプレス】男子大学生寮・和敬塾が、 創立70周年記念イベントを5月11日開催! 入場無料でどなたでも参加可能