2025年5月16日、昭和女子大学「SWU-TUJダブル・ディグリー・プログラム」4期生の15名(英語コミュニケーション学科7名、国際学科6名、ビジネスデザイン学科2名)がテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)で学位を取得し、米国ペンシルベニア州立テンプル大学を卒業した。

 「SWU-TUJダブル・ディグリー・プログラム」は、昭和女子大学で2年半~3年、敷地内のTUJで2年間学び、両大学の学位を取得するプログラム。2022年秋から国際学科、英語コミュニケーション学科に加えて、グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科にも広がり、2024年度は前年度を上回る15名卒業生を輩出した。

 15名は2023年にTUJに編入し、政治、歴史、哲学などリベラルアーツを幅広く学び、国際学部の学生はBA (学士号) in General Studies(教養学科)、Concentration in Asian Studies (アジア研究コンセントレーション)、 ビジネスデザイン学科の学生はBA(学士号)in General Studies (教養学科)、Concentration in Economics (経済学コンセントレーション)の学位を取得した。この後、昭和女子大学で単位を認定して2025年9月または2026年3月に昭和女子大学を卒業し、日米両大学の学位を取得する予定。

 TUJが2019年に世田谷キャンパスに移転して以来、両校は連携を深めており、留学を必修としない学科も含め、科目等履修や共同授業で米国を始めとする世界各地から集まった学生と共に学び、多角的な視野とコミュニケーション力を培っている。

 昭和女子大学の「ダブル・ディグリー・プログラム」は、2014年度に上海交通大学(中国)との間で始まり、ソウル女子大学校・淑明女子大学校(韓国)、TUJ(米国)、クイーンズランド大学(オーストラリア)と計4か国5大学と実施しており、すでに延べ100人以上が4大学※の学位を取得してプログラムを修了している。現地の学生と現地語で現地の大学の正規科目を履修することで語学留学に留まらない学びを可能にしている。

※クイーンズランド大学は2025年度に初の修了生を輩出予定

参考:【昭和女子大学】「SWU-TUJ ダブル・ディグリー・プログラム」を活用し、テンプル大学を卒業 前年度を上回る15名もの卒業生を輩出

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