文教大学は、「大学ランキング2020(朝日新聞出版)」で発表された小学校教員採用者数において、全私立大学で12年連続となる1位を獲得。また、中学校教員採用者数では全大学で2年連続の1位を獲得した。
文教大学は、丁寧できめ細かい教員採用試験準備を大学4年間を通して行うことで、これまで1万人以上の教員を養成してきた。2019年も全私立大学1位となる小学校教員採用者246名、全大学1位となる中学校教員採用者138名の実績を上げた。
文教大学では、学生たちに1年から4年までの教育課程において教職免許法が定める授業科目を確実に履修させると同時に、越谷市教育委員会等と協力し、大学休暇期間中に小中学校の教員の助手として1週間教員と行動を共にする「先生の助手プログラム」や、放課後・土曜日の児童生徒の指導や学校業務への協力を行う「ボランティア補助教員」といった現場体験型の学習機会を正課外で提供している。学生たちは、実際の教育現場を体感し、正課授業で教授する知識・スキルと統合することで、教師という職業についての認識をより深めることができる。
また、キャリア支援課でも、多彩な教員就職支援プログラムを実施。40年以上に渡り培われた教員採用試験合格のノウハウを活かし、教員採用試験対策を目的とした学内講座や模擬試験、教師としての能力を実践的に養う教採合宿ゼミなどを行っている。
さらに、教員養成課程の円滑な運営のため、教員養成課程運営委員会を設置。毎年度授業改善のためのアンケートを行うなど、大学教員の教育能力を高めながら、質の向上に努めている。こうした伝統と経験を活かした教員養成プログラムや大学運営によって、教員志望者をバックアップし、教育に取り組む覚悟と信念を持った人材を教育現場へ送り出している。