リクルート進学総研では、高校生の進路選択の現状を明らかにするため、2019年に高校を卒業した男女を対象に、進路選択の情報源、学校主催イベントについての調査を実施。その中で「アドミッション・ポリシー」について調査した結果の一部を公表した。有効回答数2,819人。

 調査によると、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)の認知度について、高校生の85%が「認知している」と回答。男女別にみると、女子(88.1%)が、男子(81.8%)より6.3ポイント高かった。アドミッション・ポリシーについて「名前も意味も知っており、個別大学も調べたことがある」高校生は51%だった。しかし、85%がアドミッション・ポリシーについて“認知”しているものの、“知りたい”と回答した高校生は14%で、認知度とのかい離が大きいことがわかった。

 志望校検討時におけるアドミッション・ポリシーの役立ち度は、「個別大学について調べたことがある」高校生のうち80%が”志望校検討時”にアドミッション・ポリシーは「役立った」と回答。また、進学関連情報で最も知りたかったことを聞くと、1位「学校で勉強できる内容」(76.2%)、2位「入試の方法や難易度」(62.9%)、3位「キャンパスの雰囲気」(53.9%)だった。

参考:【株式会社リクルートマーケティングパートナーズ】85%の高校生が大学の『アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)』を認知(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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