2019年4月に大阪府茨木市に開設した追手門学院茨木総持寺キャンパスに、10月6日、大阪府茨木市の観光振興に取り組む茨木市観光協会が移転した。地域創造学部を中心に追手門学院大学と茨木市観光協会の連携を強化し、地域の魅力を発信していく。

 茨木市観光協会は情報誌「いばらきのぉと」や ホームページ、JR茨木・阪急茨木市両駅のデジタルサイネージなど使って情報発信に取り組んでいる。移転先となる総持寺キャンパスの大学棟「アカデミックアーク」には全学部1年生のほか、地域創造学部と国際教養学部があり、今後は情報発信に向けた協働を視野に入れている。

 茨木市観光協会は移転に際し「大学が持つ『知力』・『情報力』に学生の皆 さんの『行動力』は、私たちの活動に大きなアドバンテージとなり、共に観光・街づくりを学び実践することにより、地域社会の発展に貢献できるものと考えています」と期待を込める。受け入れる追手門学院側は、公的な機関が大学内に入るのは初めてのことであり、地域課題を教育・研究テーマとする地域創造学部を中心に連携を深め、地域貢献と学修を融合させた独自のモデルをつくっていきたいとコメントしている。

参考:【学校法人追手門学院】新キャンパスに移転、地域創造学部を中心に連携を強化 追手門学院に茨木市観光協会が移転(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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