2020年11月、追手門学院大学地域創造学部で福祉とまちづくりについて学ぶ学生たちが、学内で認知症カフェ「ふらっとカフェ追大」を開設した。行政や関係機関と連携しながら始めたもので、認知症の人やその家族が気軽に立ち寄り、悩みを語ったり、地域の人たちや学生との交流もできる場を提供している。

 認知症カフェ事業とは、2015年に厚生労働省が策定した「認知症施策推進総合戦略」の施策のひとつ。2019年時点で全国で約8000カ所に設置され、認知症の人とその家族介護者の孤立を防ぎ、生きがいや生活を支えている。カフェならではの自由な雰囲気のなか、認知症の人やその家族、地域住民、専門職などが気軽に集う場となっている。

 コロナ禍の影響でこれまで会場を提供していた公共施設や高齢者福祉施設での開催が全国的に中止となるなか、追手門学院大学は行政や関係機関と連携し、大学ならではの広く開放的なスペースを活かした「ふらっとカフェ追大」を開設した。運営するのは「誰もが暮らしやすいまちづくり」を研究する地域創造学部の岩渕・草山ゼミ所属の学生18名だ。

 これまで、2020年11月11日に第1回、12月9日に第2回を茨木総持寺キャンパスで開催し、地域包括支援センター、茨木市の認知症地域支援推進員、地域の民生委員や福祉委員を含め、2日間でのべ51名が参加した。当日は追手門学院大学で定める「新型コロナウイルス感染防止に基づく行動基準」に基づき感染防止対策を徹底したなかで、自由に話のできるゆったりした時間を提供。合わせて認知症関連書籍の紹介や市が行う支援事業の紹介も行った。

 今後は、2021年2月17日(水)、3月10日(水)に開催予定。開催時間は13:00~14:30、開催場所は茨木総持寺キャンパス1階A131教室。参加費は無料だが、飲み物を買う場合は実費。

参考:【追手門学院大学】大学施設を活用した認知症カフェ開催 地域と連携しながら学生が運営

大学ジャーナルオンライン編集部

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