アグリニクス研究会(事務局:静岡理工科大学総合技術研究所)は、2019年12月20日(金)、同大学のやらまいか創造工学センター(静岡県袋井市)で「HACCP導入ワークショップ~やさしい食の衛生管理~」を開催する。

静岡理工科大学総合技術研究所は、教員の教育・研究活動の支援とともに、教育・研究活動の成果を地域還元、地域発信するための組織。モータドライブ応用研究会、金型技術研究会とともに、アグリニクス研究会は、地域産業界と連携して共同研究やワークショップ等を実施している。

今回開催する「HACCP導入ワークショップ~やさしい食の衛生管理~」では、2020年に義務化されるHACCP(食品衛生のための製造工程管理システムの世界基準)について、食品工場や大量調理施設等を事例としたHACCPと衛生管理について学ぶ。

 プログラムは、講演1「HACCP 導入の基礎・必要性」(静岡理工科大学教授/NPO HACCP 実践研究会会長 宮地 竜郎)、講演2「食品製造現場における環境微生物モニタリング」(株式会社マルマ検査部部長/理学博士 横山 博氏)、講演3「給食センターにおけるHACCP手法導入事例」(袋井市教育委員会 おいしい給食課 石塚 浩司氏)、講演4「社員食堂におけるリテールHACCP導入の事例」(NPO HACCP実践研究会理事・幹事 宮地 洋二郎氏)の後、静岡理工科大学の学生を交え、グループワーキング「調理作業のビデオを使用して、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理についての意見及サラダの危害分析」を行う。

 定員は22名。食品関連事業や関連業界で働く人、就業を予定している学生、一般消費者、誰でも無料で受講でき、受講者には修了証を発行する。2019年12月10日までにメールまたはファックスで申し込む。

参考:【静岡理工科大学】「HACCP導入ワークショップ~やさしい食の衛生管理~」のご案内

静岡理工科大学

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