学校法人兵庫医科大学は兵庫県丹波篠山市で岡本病院などを運営する医療法人社団紀洋会と2020年4月1日付で相互連携協定を結び、丹波地域で医療・介護サービスの提供を始める。兵庫医科大学ささやま医療センターから診療所長を派遣している丹波篠山市の国民健康保険今田診療所と岡本病院の診察協力などを計画している。

 学校法人兵庫医科大学によると、計画されているのは、診察協力のほか、岡本病院での兵庫医科大学医学生の受け入れ、勉強会や講習会の共同実施、高額機器の共同利用、医療法人社団紀洋会が運営する看護小規模多機能型居宅介護事業所「ひまわり」と兵庫医科大学のささやま訪問看護ステーション「デカンショ」の人材交流など。最初の共同事業としてはひまわりの運営に学校法人兵庫医科大学が協力することを予定している。

 丹波市と丹波篠山市で構成する兵庫県丹波地域は人口約10万人。黒豆やマツタケの産地として知られるが、人口減少と高齢化の進行が顕著で、質の高い医療や介護を提供するためには、従来のような施設完結型ではなく、地域完結型に切り替えることが求められている。

 地域完結型の医療や介護を実現するためには、地域の医療・介護施設が緊密な連携をし、限られた医療・介護資源を有効活用する必要がある。その第一歩として学校法人兵庫医科大学と丹波地域の医療や介護を支えてきた医療法人社団紀洋会が連携に踏み切った。

参考:【兵庫医科大学】医療法人社団紀洋会×学校法人兵庫医科大学 相互連携協定を締結し、丹波地域の皆様により質の高い医療・介護サービスを提供

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大学ジャーナルオンライン編集部

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