一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は、2020年3月31日、競技成績だけでなく学業にも専念し、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげた個人および団体に「UNIVAS AWARDS 2019-20」を表彰した。
「UNIVAS AWARDS」は、競技成績のみならず、学業充実や大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげた学生アスリート、スポーツに関わる学生、OB・OG、指導者、団体を選出し、大学スポーツ全体の活性化に繋げることを目的としている。特徴は競技者だけでなく、競技者や運動部をサポートする学生スタッフや団体も表彰される。
文武両道を実践し、他の模範となる運動部学生を表彰する「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の最優秀賞は青山学院大学レスリング部の藤井達哉さん、、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は大東文化大学テコンドー部の西後実咲さん、パラスポーツにおいて活躍した学生を表彰する「パラアスリート・オブ・ザ・イヤー 」 は、関西大学テニス部の喜多美結さん。
学生アスリートや運動部を支える活躍をした学生を表彰する「サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー 」の最優秀賞は早稲田大学トライアスロンサークルの稲井勇仁さん、スポーツパーソンシップ溢れるプレーや振る舞いを行った学生を表彰する「スポーツパーソンシップ・オブ・ザ・イヤー 」 は九州国際大学サッカー部の宮﨑優成さん、人材育成や競技力向上に尽力した指導者を表彰する「 コーチ・オブ・ザ・イヤー 」は山梨学院大学ホッケー部の寺本祐治部長・総監督が受賞。運動部学生に対する学修機会の確保に関する先進的取り組みを表彰する「学修機会確保に関する優秀取組賞」には、青山学院大学スポーツキャリアプログラム(AGU-SCP)、運動部学生に対する成績管理・対策に関する先進的取り組みを表彰する「成績管理・対策に関する優秀取組賞 」には、早稲田大学のアスリートプログラム(WAP) が受賞した。
また、2019年から新たに始まった「UNIVASCUP」の総合順位も発表された。これは、UNIVAS加盟大学(222校)が、野球や水泳、柔道など31競技団体の全国大会でのポイント獲得総数によって大学スポーツの総合力を競うもので、第1位は早稲田大学 (12,263ポイント)、第2位日本体育大学(6,059ポイント) 、第3位東海大学 (6,045ポイント)だった。