2020年4月10日、新潟県燕市は市内への帰省を自粛している学生に、燕市産のコシヒカリ5キロと手作りの布製マスク1枚を送ると発表した。緊急事態宣言が宣言された区域に住む学生が帰省を自粛することに対して、市内有志から応援したいと声が上がったという。

 燕市は4月8日より、市の方針として緊急事態が宣言された区域から燕市への来訪の自粛を依頼している。そこで燕市への帰省を自粛している学生の若者たちを応援したいという市民有志の声を受け、今回の企画が発足した。
 
 燕市は2015年度から「東京つばめいと」事業を実施している。首都圏在住の同市出身者などを対象に、UターンIターン勉強会や東京での交流会などイベントを行い、燕市との繋がりをもって首都圏で活躍してくれることを継続的に応援する取り組みだ。今回はこのネットワークを活用し、燕市産のコシヒカリ5キロと手作りの布製マスク1枚を送る。

 対象は緊急事態宣言により燕市への帰省を自粛している、緊急事態が宣言された区域に住む学生の中で、すでに東京つばめいとのメンバーか、新たに東京つばめいとのメンバーに登録をする人。燕市ホームページに掲載している応募フォームから申し込む。応募は4月10日夜から受付を開始し、4月13日以降に発送を予定している。

参考:【燕市】燕市は帰省を自粛する学生の皆さんを応援します- 燕市産のコシヒカリ5キロと布製マスク1枚を差し上げます -(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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