2020年に創立100周年を迎える昭和女子大学。100周年を機に学園をひとつにしようと学生たちが制作したイメージソング「For Our Dreams」を公開した。あわせて、学生たちがオンラインでの合唱にチャレンジした動画もYouTubeで配信し、コロナ禍でキャンパスに登校できない学生たちに、歌で一つになろうと呼びかけている。
「For Our Dreams」は、イメージソング制作プロジェクトの学生10人が中心になって制作。曲は、MISIAの「Everything」など数々のヒット曲を手掛ける作曲家・ピアニスト松本俊明さんに依頼した。松本さんは、本プロジェクトに関わる学生たちに会い、大学に対する思いや夢などについて話を聞き、まっすぐでひたむきな考え方や、優しさと強さを持った姿に感銘を覚え、楽曲のイメージを膨らませたという。
歌詞は、学生、教職員、卒業生など学園に関わる人たちから募集し、詩やフレーズ、言葉など思い思いの形で、100件以上の応募が寄せられた。プロジェクトのメンバーは、「桜」「泉」「鐘の音」など、大学への思いのつまったひとりひとりの言葉を3か月余りかけて紡ぎ、学園に対する愛着と、未来への希望を込めたひとつの歌詞にした。
たくさんの人々の思いをのせた「For Our Dreams」は、新入生歓迎フェスタなどで披露する予定だったか、コロナ禍の影響で行事は延期・中止を余儀なくされた。しかし、誰もが先行きの見えない不安を抱えている今だからこそ、歌で互いを励まし合おうと、今回、公開することにした。あわせて、自分たち自身と学園の皆を元気にしようと、プロジェクトメンバーとアカペラサークルSing Song Societyがオンラインでの合唱にチャレンジした動画もYouTubeの昭和女子大学公式チャンネルで配信した。