2020年4月に100名が入学し新学期を開始した、共立女子大学看護学部。新型コロナウィルス感染症の流行により、まだ顔を合わせることができない学生たちのために、オンラインでのクラスアワーを開催し、コミュニケーションの促進を図っている。
看護学部は1~3年生まで担任制をとり、各学年4クラス編成で活動を行っている。4月に入学した100名はクラスメイトの顔も名前もわからないまま新学期を迎えたため、授業開始の週から隔週で、オンラインのクラスアワーを設けた。Google Meetを使い、担任を進行役に、参加自由、入退室自由にしてクラスで集まるようにしたところ、授業が進むにつれ学生同士のつながりが生まれ、クラス委員もスムーズに決まったという。
3年生は6月4日にオンラインクラスアワーを開催。学生と担任で総勢112名が集まり、多くの学生が集合時間より早く入室して話に花を咲かせた。担当からは学生たちへのメッセージのほか、新任の担任補助の紹介が行われた。3年生は5月から多くの演習科目をオンデマンドで受講している。クラスアワーでは、慣れない環境のなかで学修を進める学生同士、励まし合い、「コロナに負けずに頑張ろう!」とエールを送って締めくくった。