金沢大学(石川県金沢市)は、「学長と行く合宿シリーズ」を2015年7月~来年2016年2月かけて実施。これは昨年2014年、「学長と行く合宿」として2回行われたプロジェクトの内容を充実させたもので、今年は2015年度からスタートした共通教育科目「地域『超』体験プログラム」の一環として行われます。
合宿の内容は、山崎光悦学長の指導のもと、座禅や労働・民泊体験などを2泊3日で実施。なかでも民泊体験では、食事・掃除の手伝いのほか、民泊先の方々と語り合い、地域の文化や暮らしぶりについて理解を深めます。
第一弾は、7月18日から20日の3日間にわたり、「能登・珠洲合宿」を実施し、留学生を含む学生30名が参加。学生たちは座禅体験や保全林の下草刈り、民泊体験を行いました。下草刈り体験では、合宿で出会った仲間と共に助け合いながら作業を行い、民泊体験では、珠洲市の家庭に宿泊し、直接話をすることで、地域への理解を深めました。最終日の報告会では、「コミュニケーション能力をもっとつけたい」「自分の住んでいた地域についてもっと知りたい」など学生たちから報告があり、それぞれの自分を磨くためのヒントを得られたようです。
「学長と行く合宿シリー ズ」は、今回行われた珠洲合宿を含め、今年度4回の開催を予定。次回は、9月17日~19日にかけて鳳珠郡能登町小木地区で実施されます。