2021年4月、青山学院大学では理工学部 物理・数理学科を「物理科学科」「数理サイエンス学科」の2学科に改編する。

 今回の改編には、入学する学生の多様化・学問領域の深化等により、物理系、数理系がそれぞれ学科として独立し、互いに連携をとることで、教育効果を向上させるという狙いがある。入学定員は物理科学科105名、数理サイエンス学科55名。相模原キャンパスで学ぶ。

物理科学科では、次世代の科学・技術革新を担う人材、IoT、ビッグデータ、AIの今後の発展に貢献できる人材、物理学の教育者などの育成を物理科学科の教育目標とする。自然科学としての物理学の範囲にとどまらず、最先端の物理学の手法を、ラボワークや演習を通して学んでいく。

 数理サイエンス学科は、純粋数学から、数理ファイナンスや生物数学まで幅広い分野をカバーし、社会のさまざまな場面で有用な数理科学を理論から応用まで学ぶことができる。

 なお2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から2020年9月30日(水)までの期間中、オンライン配信によるオープンキャンパスが実施される。参加の際は、特設ウェブサイトからの事前申込が必要。

参考:【青山学院大学】「物理・数理学科」をより専門性の高い 2学科に改編

大学ジャーナルオンライン編集部

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