大学スポーツ協会は、大学スポーツの魅力を伝え、より多くの人に関心を持ってもらうため、スポーツの総合力を競う競技横断型大学対抗戦「UNIVAS CUP 2020-21」を2020年9月15日から開催する。
大学スポーツ協会は2019年に初めて競技横断型大学対抗戦「UNIVAS CUP 2019-20」を開催。これまで競技ごとの大学日本一を決める決定戦のみだった大学スポーツにさらに多くの関心をもってもらうため、指定する大会の順位に応じてポイントを加算し、ポイントの総獲得数によって大学総合順位を決定する仕組みを導入した。記念すべき第一回は早稲田大学が12,323ポイントで圧倒的優勝を飾り、2位に日本体育大学(6,059ポイント)、3位に東海大学(6,045ポイント)が入っている。
2020年度もUNIVAS正会員の32競技団体が開催する大会のうち、全国の大学が参加して大学日本一を決める大会を「UNIVAS CUP 2020-21」が指定する大会と設定、ポイントの総獲得数を競う。
大学スポーツ協会はこの「UNIVAS CUP」を通じて、コロナ禍により沈滞気味である大学スポーツ活動の露出を高め、改めて、日々活動している運動部学生のモチベーション向上を目指す。また、従来の指定大会が開催されない競技もあるため、参加者の意欲が削がれないように公平性に留意しながら実施する。
さらに、「UNIVAS CUP」の指定大会であるインカレ自体の開催を支援するため、スポーツ庁の「令和2年度スポーツイベントの再開支援事業」の補助金も活用。感染拡大防止事業として非接触体温計やフェイスシールド、アルコール消毒液などの備品をUNIVASが準備して対象の会場に配布するほか、指定大会の映像配信の試合数を拡大。UNIVASの公式ホームページで試合動画を無料配信する。