麻布大学では、2020年9月10日の学園創立130周年を機に、教育理念「地球共生系 One Health」を軸とした麻布教育改革プロジェクト「麻布未来プロジェクト130」を推進。新しい時代に向けた人材育成の5つの改革に取り組んでいく。

 麻布大学ではこれまで「データサイエンス教育の推進」「麻布大学の特色を活かした教育の推進」という2つの改革に取り組んできた。全学共通のデータサイエンス発展科目「地球共生系データサイエンス」や、“人、動物、環境”をテーマに専門的な教育研究を行う大学の特色を活かした「地球共生系データサイエンス・同演習」および「地球共生系サイエンスワーク」を設置している。

 創立130周年を迎え、今回、新たに取り組む3つの改革を公表。「初年次教育・キャリア教育の拡充」「ゆとりをもった学修日程の設計」「市民に開かれた教育の推進」に取り組むと宣言した。

 「初年次教育・キャリア教育の拡充」では、現場で学ぶフィールドスタディ及び資格共通化プラットフォームなどの学部学科の特性を活かした教育を更に進化させる。高校から大学の学びの導入・接続教育を重視し、大学生としての必要な基礎スキルの修得、専門教育を受けるために必要な基礎的な知識スキルの修得を充実させる。また、データサイエンス教育プログラム、地球共生系科目群の履修などにより学習の幅を広げつつ、実践的な実習を重視した教育を展開し、学生のキャリア形成を支援する教育を実施。さらに、国家試験受験資格以外に、食品や環境、動物などに関わる各種の資格取得に関して、学部・学科の枠を越えて、資格を取得できる環境を整備し、卒業後のキャリア形成を支援する。

 「ゆとりをもった学修日程の設計」では、これまで、基本単位2単位の授業で1日当たり2コマの50分授業を半期「15回」実施してきたが、2021年度から「14回」へ短縮。学生がゆとりをもった日程で、サークル・部活動、インターンシップなど、講義以外の様々な学びに積極的に取り組めるようにする。

「市民に開かれた教育の推進」では、大学に蓄積された豊かな人材と研究成果を社会に寄与するため、これまで実施してきた「麻布大学発の教育セミナー」の実績を活かし、また、社会人再教育を行うリカレント教育への社会ニーズに応えるべく、市民公開型セミナーとリカレント教育を強化・拡充していく。

 麻布大学では、2020年度中にこれらの改革を順次実施し、関連する各プログラムは、後日個別に紹介する予定。

参考:【麻布大学】プレスリリース:「麻布大学、創立130周年を迎え、教育改革『麻布未来プロジェクト130』を推進」

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大学ジャーナルオンライン編集部

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