早稲田祭2020運営スタッフは、早稲田祭2020を11月7・8日(土日)にオンライン開催を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受け大学と協議を進めてきたが、収束の見通しが立たないことや例年の早稲田祭の規模の大きさ、来場者数を鑑みて、オンライン開催という決断に至った。早稲田祭の長い歴史において前代未聞の試みとなる。

 当日はメインの配信プラットフォームである早稲田祭2020公式サイトから各企画の配信ページに移ることで各企画を視聴できる。公式サイトには企画検索や企画紹介など、早稲田祭を初めて見る人でも楽しめるような機能も実装予定だ。配信媒体としては、YouTubeのストリーミング配信サービスやZoomを活用した参加型の生配信を予定している。大学構内の大型屋内施設を用いて企画を実施し、各企画の特性に合わせた最適な方法での配信を行う。9月1日には、公式YouTubeにて早稲田祭公式マスコットキャラクターの「わせだサイくん」がYouTuberデビューしている。

 早稲田祭2020のキャッチコピーは「今、新たに」である。これは、例年通りの早稲田祭の代替を目指すのではなく、日本一の学園祭として、オンラインだからこそ挑戦できる「新たな」早稲田祭を創り上げていくという意味が込められている。

参考:早稲田祭2020

大学ジャーナルオンライン編集部

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