早稲田大学の学内では、RA(リサーチ・アシスタント)・TA(ティーチング・アシスタント)、研究補助者などとして多くの学生が働いていて、「スチューデント・ジョブ」と呼ばれています。
 2015年春には、学内で様々なスチューデント・ジョブに携わる学生たちが、「学生の力で、大学改革に関わりたい」と、学生参画活動を推進する委員会「SPEC」を設立しました。

 SPECに参加するのは、日本人学生と留学生が住む早稲田大学の国際学生寮(WISH)で新入寮生の大学生活をサポートする「RA(レジデント・アシスタント)」や、目や耳が不自由な学生に講義中、教科書代読などを行う「障がい学生支援室」の有償ボランティア、新入生に科目登録の仕方から海外留学のアドバイスまでサポートする「こうはいナビ」のスタッフなど、スチューデント・ジョブに携わる9団体・組織の総勢12名の学生たちです。
 2015年8月1日、2日に行われた同大オープンキャンパスでは、SPECの初企画であるトークイベント「WASEト--ク」が開催されました。SPECに参加する各団体の代表者がスチューデント・ジョブなどを通じて学び、成長できたことやSPECとサークルの違いなど議論したほか、高校生からの質問にSPECメンバーが答える公開ディスカッション「早大生に聞きたいホントのトコロ」なども行われました。

 今後SPECでは、サークルとは違うSPECだからこそできる学生参画活動を通じて、大学の改革に繋がる企画や提案などを行っていきたいと考えています。

出典:【早稲田大学】学生参画活動を通じ大学改革へ SPEC、オープンキャンパスで初企画

早稲田大学

研究・教育・貢献を3本柱に、「世界で輝くWASEDA」をめざし改革

早稲田大学は、「学問の独立・学問の活用・模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づき、答えのない課題に挑む礎となる力を全学生が磨ける比類ない環境を整備。揺るぎない国際競争力を備えた世界トップクラスの大学「世界で輝くWASEDA」をめざし、「研究の早稲田」「教育の[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。