法政大学が島根県海士町と「産業復興と人材育成に関する協定」を締結し、それに合わせて、「法政大学専門職大学院イノベーション・マネジメント研究科イノベーション・マネジメント専攻学生のインターンシップに関する協定」も同時に7月30日に締結しました。
前者は、同大学と同町が相互に協力し合うことで、地域産業の振興と地域社会の発展を担う人材の育成と教育研究の向上を進めるのを目的としています。
法政大学の専門職大学院とは、各専門分野の高度な知識・技能を実社会で活用することに重点を置いており、高度な専門知識と優れた技術により、特定の分野や業界をリードできるエキスパートの養成を目指しています。
その中でもイノベーション・マネジメント研究科では、「新市場・新規事業を創造する企業家の育成」や「日本企業の真の強さを理解し、それを概念化して、他国の人々に伝え、かつ実践できる人材の育成」を目的としているなど、人材育成に注力しています。法政大学ならではの人づくりの力が海士町の活性化に大きな影響を与えることでしょう。
海士町では和の食材が豊富で、島の食材を活かした和食の料理人を育て、観光振興につなげようと、来年秋を目途に和食の料理学校設立が決定しています。海士町と法政大学が連携することにより、世界各国の地域で活躍する人材が島から育っていくことが期待されます。