工学院大学(佐藤光史学長)は、2016年8月25日から開催される産学マッチングイベント「イノベーション・ジャパン2016」で、全国の私立大学では最多の10テーマを出展する。

 「イノベーション・ジャパン2016」は、国立研究開発法人科学技術振興機構、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が主催。2万人以上が来場する国内では最大規模の産学マッチングイベントで、大学や公的研究機関などから創出された研究成果の社会還元、技術移転を促進すること、また実用化に向けた産学連携のマッチング支援を目的とする。

工学院大学では、産学連携を大学の「第三の使命」として位置づけ、研究活性化を推進し、社会貢献を目指している。今回は先進工学部(環境化学科・応用物理学科)、工学部電気システム工学科、情報学部コンピュータ科学科から9テーマ、総合研究所から1テーマの全10テーマを出展。全国の私立大学の中では第1位の出展数で、「水道水と家庭用電源で作る理想の殺菌洗浄剤」、「デュアルハルバッハ配列界磁を持つ高効率小型回転機」などを展示する。

工学院大学

伝承を継承しつつ、さらなる進化を続ける大学

2011年の日本初の「建築学部」開設を皮切りに、2015年「先進工学部」創設、2016年「情報学部が従来の2学科体制から4学科体制に、そして2023年には情報学部システム数理学科が情報科学科に名称変更し、常に時代に即した改革を続けています。さらに、八王子キャン[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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