近畿大学医学部・病院では、健康に関する知識や治療法の普及・啓発の一環として、これまで地域住民のや患者、その家族を対象に、数百人～少人数規模のものまで、様々な公開講座を開催してきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2020年度より動画配信やオンラインでの開催に移行し、コロナ禍における新たなコミュニケーションを開始した。

　今回、その一環として、コロナ禍以前にあった患者との繋がりを新たな形で創出する事を目指し、音声プラットフォーム「Voicy」を用いて、「近大メディカルラジオ」を毎週1回（水曜日）配信することにした。

　配信では、院内公募で選ばれた様々な職種のメンバーにより、病気の予防・治療法などについてや、大学・病院、そこで働くスタッフをより身近に感じられるようなカジュアルなテーマなど、様々なラインナップを企画。また、近畿大学医学部・病院の患者に対しては、2020年10月に導入された患者のカルテとスマートフォンを連動させ、快適な通院をサポートする「通院支援アプリ」を用いて、外来の待ち時間の合間や入院時にもアプリを通じて視聴する事が可能となる。

　初回の5月19日（水）は、近畿大学病院の東田有智病院長を迎え、「はじまりました！近大メディカルラジオ」を配信。今後は、「こだわりいっぱい！近大流病院食」、「赤ちゃんの食物アレルギーを正しく理解しよう」、「白い巨塔ってホント？大学教授の素顔」について配信予定。※配信内容は変更になる場合あり

参考：【株式会社Voicy】近畿大学医学部・病院とVoicyが音声分野で連携。病院初の放送となる「近大メディカルラジオ」を5月19日（水）より開始