立教大学は、2021年11月22日、25日、26日の3日間、在学生、高校生、および企業人事担当者を対象としたキャリアイベントをオンラインで開催する。

 立教大学では、在学生のキャリア・就職支援を始め、広く社会と連携したプログラムの開発に取り組んでいる。「就職」という点ではなく、将来にわたる人生を広く「キャリア」として捉え、在学生はもとより、高校生の段階から将来のキャリアを考える機会を提供する。また、大学と企業が相互理解を深めたうえで協働して学生を育てることを目的に、立教大学が取り組むキャリア・就職支援の特色を「Rikkyo Career Conference」として企業人事担当者向けに開催している。

 11月25日は、在学生対象の講座「私たちの知らない5Gの世界 ~5Gの今とこれからを紐解く~ 」を開催。社会で起きていることに目を向け、その背景や意味、今後の展望について知り、その中で挑戦したいことや関心があることを自覚し、生き方(学生生活の過ごし方)や働き方を考える機会とする。テーマになっている「5G」に携わる企業が(NTTドコモ、アンリツ、avatarin、綜合警備保障)が登壇し、基礎的な知識の解説をはじめ5Gを支える通信計測機器、5Gを活用した新たなサービス、これまでにない業界・企業の参入による産業構造の変化を紹介する。

 11月26日は高校生対象の立教キャリアセミナー2021「~2020年度就職実績解説と学部選択・高校生活を考える~」を開催。大学や学部選択など、将来を考え始めた高校生の可能性を広げることを目的に、在学生の進路選択の実態や学部選択のヒント、高校生活で大切にしてほしいことを伝える。また、大学進学や、就職にとどまらず、生涯にわたるキャリアの可能性に気づく機会とする。

 11月22日は、企業人事担当者対象のRikkyo Career Conference 2021「Society5.0を支える人材育成と産学協働のあり方~」を開催。企業等の人事担当者と連携強化を図ることを目的に、大学院人工知能科学研究科と共催で同研究科の特色や社会人教育の実際を報告する。スキル(専門的)だけではないリベラルアーツ(コンセプチュアルなスキルを身につける)の重要性や、AI(倫理、コンプライアンス)に関する立教ならではの倫理教育も紹介する。国家公務員や弁護士事務所の経営者など、さまざまな業種や職種で働く学生が在籍していることにも触れ、人材育成と産学協働のあり方を考える。

 いずれのイベントも大学と社会が、次代の担い手となる若者を共に育むという視点のもと、立教大学キャリアセンターを中心に、企業や日本経済団体連合会等の協力を得て開催する。

参考:【立教大学】「キャリアの立教」 在学生、高校生、企業人事担当者を対象としたキャリアプログラムを開催!(11/22:企業人事担当者、11/25:在学生、11/26:高校生)

立教大学

"RIKKYO Learning Style”で「新しい」グローバルリーダー力を習得

立教大学は、1874 年の創立以来、国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育を実践。現在は、11学部27学科10専修1コースを設置しています。心の豊かさとリーダーシップをあわせもち、グローバルな課題と社会的要請に対応し、広い視野に立って課題を発見・解決で[…]

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