株式会社フロムページ(大阪府大阪市)は、大学受験者が回答した関心の高い大学ベスト20をランキングする「2017年度 テレメール全国一斉進学調査」を発表した。
2017年4月3日に締め切ったばかりの最新データを分析した結果、全国の受験生約4万人が関心を持った大学は、関東は「早稲田大学」、中部は「名城大学」が2年連続で1位。近畿では「関西大学」が昨年の2位から1位に浮上した。

 株式会社フロムページは、資料請求システム「テレメール」などのサービスを用いて、主に大学の学生募集広報の支援を行っている企業。同調査は、大学進学の実態を可視化するために2013年より実施されているもので、在住エリア毎に受験生が関心をもった大学をランキングして、上位20大学までを昨年度の結果と比較している。アンケートの回答内容は進学決定の過程を改善するための重要な情報として高等学校で活用されている。

 今年度の調査結果では、関東エリアは「早稲田大学」、中部エリアでは「名城大学」に関心が集まっていることがわかった。その他、近畿エリアでは前回2位だった「関西大学」が1位に、前回1位の「立命館大学」は3位となった。九州・沖縄エリアでは、私立大学の「福岡大学」が1位にランクアップ。
総合的な結果としては、都市圏では私立大学、地方では国立大学が上位傾向であるなど、前回から大きな変化は見られなかった。

 なお、昨年に引き続き「早稲田大学」が全国的に関心を持たれており、全てのエリアにおいて20位以内にランクイン。西日本では「立命館大学」「同志社大学」が上位に位置付けている。また、「明治大学」は、北海道・東北、関東、中部、九州・沖縄地方でランクインしており、幅広いエリアで人気があることがわかった。

 同調査の問い合わせは、株式会社フロムページ(東京支社)ソリューション部マーケティング室まで。

大学ジャーナルオンライン編集部

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