株式会社マイナビが運営する大学生向け総合メディア『マイナビ学生の窓口』は、「大学生選ぶトレンドアワード2021」を発表した。2021年に話題になった人・物・SNS等のテーマについて、全国の大学生・短大生・大学院生の男女計1500名を対象に全19項目を自由回答でアンケートを実施した。
2021年に最も尊敬した起業家・経営者ランキングでは、3年連続で前澤友作氏が1位、続いて2位に孫正義氏、3位にイーロン・マスク氏という結果になった。前澤友作氏を選んだ理由として、「宇宙に行くための熱意と行動力がすごい」「予想できないことをするから」などが挙がった。
2021年にもっとも好きだったファッションブランドランキングでは、1位・2位にUNIQLOとGUがランクイン。コストパフォーマンスとデザイン、機能性の高さに加えてロナ禍のニーズに沿った商品展開が評価された。UNIQLOは4年連続1位、GUは4年連続2位と圧倒的な人気が継続している。
2021年に最も持ち歩いていた物ランキングでは、スマートフォンや携帯電話が1位にランクインした。また、2020年と比べて「財布/お金」の順位が2ランク下がって4位となり、キャッシュレス決済の浸透がうかがえる。
一方、「スマートフォンの充電器/モバイルバッテリー」は、前年と比べて2ランクが下がり5位だった。モバイルバッテリーのシェアサービス普及やコロナ禍により在宅で授業を受ける機会が増えたことが理由と考えられる。その他、コロナ禍で公衆トイレのハンドドライヤーの使用禁止などから、「ハンカチ/タオル」が初めてランクインする結果となった。
緊急事態宣言解除後に、もっとも旅行したいところランキングは、1位北海道、2位沖縄。沖縄は「国内最悪レベルの感染状況で一切行くことは考えなかったが、観光業が基幹産業であり国内で唯一無二の魅力がある沖縄にコロナ明けに行くことのメリットは、他の観光地のそれを大きく上回るから」というコメントが寄せられ、地域貢献という視点もうかがえた。3位には、自粛中に「渡韓ごっこ」が流行るほど若年層からの人気が高い韓国がランクインした。
その他、「2021年にもっとももらって嬉しかったオンラインギフト(デジタル差し入れ・デジプレ)ランキング」「2021年にもっともニュース・社会情勢の情報収集に利用したアプリランキング」などマイナビ学生の窓口で閲覧できる。