2022年8月東京駅日本橋口から徒歩5分の場所に開業を予定している、学生が本気で商売を学び実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」。開業を前に、クラウドファンディングサービス「READYFOR」で、活動を支え共に地元の未来を創っていく協力者を“地元の先輩”と称して、2022年6月15日から募集している。初回の目標金額は150万円を予定。
「アナザー・ジャパン」は三菱地所と中川政七商店による共同プロジェクト。三菱地所が東京駅前で開発を進めている「TOKYOTORCH」を舞台に、各都道府県出身の学生たちが、出身地の地域産品を自らセレクトし、プロモーション・販売までを手がけるショップを経営する。
店舗は2022年8月に東京駅日本橋口より徒歩5分のTOKYOTORCH内銭瓶町ビルディング1階にオープン。初めの2ヶ月間は「アナザー・キュウシュウ」として、九州・沖縄エリアにフォーカスした企画展を開催する。以降2ヶ月毎に企画展のエリアが変わり、2023年夏に日本全国を一周し、全エリアの企画展が終了する予定。
1年間店舗経営を担う学生は18名。それぞれの地元へ赴き、自らの目利きで商品を仕入れるための活動資金を、小売店舗の売上だけで賄うのは厳しい現状がある。2022年4月に8社の企業サポーターからの支援が決まったが、今回、さらに多くの参加を呼びかけようと、クラウドファンディングサービス「READYFOR」上でプロジェクトを開始することになった。
「自分が学生だったら、絶対に参加したかった」「社会人の先輩として何かできることはないか」など、まるで“地元の頼れる先輩”のように、アナザー・ジャパンの第一期生を支え、見守ってくれるサポーターを募る。1年間で計5回のクラウドファンディングを実施。リターンには、学生がセレクトした地元産品の詰め合わせや、オリジナルアイテム、出張講演会などを用意している。