公益財団法人千本財団は、日本国内の指定する15大学※に入学しながらもコロナ禍の影響により予定通り入国できなかったアジア太平洋各国出身の留学生を対象に、月額8万円の返還不要の奨学金を1年間給付するプログラムを開始した。成績優秀かつ将来祖国と日本の橋渡しとなるリーダー人材を支援する。
出願資格は、現在勉学のための在留資格「留学」で日本に在留し、ラオス人民民主共和国 カンボジア王国 ミャンマー連邦共和国 インドネシア共和国 ベトナム社会主義共和国 フィリピン共和国 タイ王国 マレーシア アメリカ合衆国の国籍の者。かつ、指定大学の四年制学部に在籍する2年生及び3年生(2022年10月1日時点で見込みも含む)、年齢は1993年4月1日以降に生まれた者(2022年3月31日時点で29歳未満の者)。
募集人数は学部2年生および3年生あわせて7名以内。奨学金は月額8万円で返還の義務はない。給付期間は2022年10月~2023年9月(1年間)。原則として、1カ月分を奨学生本人の口座に毎月10日に振り込む。奨学金希望者は、千本財団HPの課題エッセイ提出フォームに進み、必要事項を記入して期限までに提出する必要がある。
指定の15大学は以下のとおり。
大阪大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学、早稲田大学