2024年11月24日(日)、麻布大学は神奈川県公園協会・サカタのタネグリーンサービスグループと共同で、市民参加型ワークショップ「スマホ片手に生き物記録iNaturalistで神奈川県立相模三川公園(神奈川県海老名市)を世界につなげる」を開催する。
この取組みは麻布大学 高大接続・社会連携プログラム開発センターが社会連携プログラムとして開催する。2024年8月に初めて社会連携プログラム「麻布大学生と橋本デジタルマッピング」を開催したところ、街の風景や案内板以上に動植物を記録の対象にする方が参加者の反響が大きく、大学生との関わり方についても、技術の伝授だけでなく一緒にアプリを使ってみる方が喜ばれることが分かったことから、第2弾となる今回は、身近にある公園の動植物に焦点を絞り、大学生と関われる内容を立案した。
ワークショップでは、自分の観察した動植物に関する情報(写真だけでなく音声も記録可)を共有できる自然探索アプリ「iNaturalist」を使って麻布大学の学生と一緒に相模三川公園の動植物を記録する。
「iNaturalist」は世界中で871万人以上の自然愛好家や生物学者に利用されていることから、自分が記録した動植物について世界中の自然愛好家と素晴らしさを分かち合ったり、学術的価値などを教わったりといった新しいコミュニケーションが生まれる。また、地域住民にとっては地元の新しい魅力を見つけて愛着が増すことで地域活性化も期待できる。
記録する動植物は珍しいものである必要はなく、身の周りにある気になるものを取り上げ、”そこに存在している”というだけで価値があること、そこに至るまでに様々な生き物たちの支え合いがあったこと(生物多様性)を学べる機会を提供する。
なお、プログラムで得たノウハウは神奈川県公園協会と共有し、今後、県立相模三川公園や他の県立公園でも継続的にプログラムを開発・実施されることを目指す。
<スマホ片手に生き物記録iNaturalistで神奈川県立相模三川公園(神奈川県海老名市)を世界につなげる>
日時:2024年11月24日(日) 10:00~12:00
会場:県立相模三川公園パークセンター(海老名市上郷2-1-1 海老名駅西口から徒歩約15分)
対象:スマートフォンがあれば誰でも参加可能
費用:無料
申込:県立相模三川公園パークセンター(046-235-1790)に電話申込 受付時間 9時00分~16時30分