2024年11月1日、城西国際大学と株式会社マツキヨココカラ&カンパニーは、産学連携による「ウェルビーイングの実現」を推進するため、包括連携協定を締結した。城西国際大学がこれまで築いてきた健康科学の専門領域における高い研究力と、マツキヨココカラ&カンパニーの店舗ネットワークをもとに、千葉県から全国へウェルビーイングにおいて新たな価値創造に挑戦していく。

 城西国際大学は、看護、理学療法、薬学、福祉を一つのチームに「健康科学部」の設置を予定しており、疾患への対処だけではなく、すべてのライフステージの人々が活き活きと健康に活躍できるウェルビーイングの達成を目指している。マツキヨココカラ&カンパニーは3,400店舗超のドラッグストア・調剤薬局を中核事業として全国で展開しており、従業員自身が健康であるウェルビーイング経営の推進を目指している。

 両者は2024年2月から開始した、医薬品登録販売者育成プログラムで実績がある。今回の協定ではマツキヨココカラ&カンパニーの「理学療法士の介入による従業員の健康増進・重症化予防」「教育研究機関との共同で専門人材の育成」「ウェルビーイング経営の実践」などの資源・リソースと、城西国際大学の「産業労働者へのフィジカルアプローチ効果の検証」「企業との連携による教員の多職種連携の実践・教育力向上」「産業界の課題解決に向けた研究による社会貢献」などの知見・技術・ノウハウを融合させ、ウェルビーイングの推進、産業保健の推進、専門人材の育成、生涯学習および就職支援、専門性・独自性の追求について、事業ならびに研究を通じて新たなウェルビーイングの実現を目指す。

参考:【城西国際大学】マツキヨココカラ&カンパニーとの包括連携協定締結

城西国際大学

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1992年に開学した城西国際大学は、7学部を擁する総合大学として発展。開学当初からグローバル教育を推進し、現在では世界の216大学と交流しています。充実した語学教育や留学制度などを通して、グローバル社会で活躍するための素養を身につけています。また世界各国から留[…]

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