2024年10月1日、横浜国立大学は、JR・相鉄「羽沢横浜国大駅」駅前に誕生した寺田倉庫初の複合商業施設である「HAZAAR(ハザール)」 内に、サテライト施設「YNU BASE HAZAWA」(ベース ハザワ)を設置した。これにより、キャンパス最寄りの羽沢横浜国大駅周辺におけるまちづくりの推進を図る。

 「HAZAAR」はJR・相鉄線「羽沢横浜国大駅」前に再開発で誕生した新たな街の中核施設で、横浜駅の北西約3.5kmに位置する。駅前広場につながるプロムナードやマンションと一体になった複合商業施設で、2025年以降には、商業施設内にスーパーマーケット「ロピア」がオープンする予定。

 サテライト施設「YNU BASE HAZAWA」は、羽沢横浜国大駅周辺におけるまちづくりの推進を図り、社会・地域課題を解決していくための研究や活動、それらの情報発信のためのスペースとして活用する。横浜国立大学の学生や教職員の他、地域の住民にもフリースペースとして利用を開放する。
 
 横浜国立大学では、2017年4月に地域連携活動および地域課題解決への先導的役割を果たし、地域社会と連携する中核拠点となるため、地域連携推進機構を設置。地域に信頼され、地域に支えられ地域の発展を支援するという地域戦略における3つの精神を軸に、研究力や教育力を地域問題解決へ還元し、大学として積極的に地域連携活動を推進している。サテライト施設の設置は、2023年11月15日にオープンした新湘南共創キャンパス(湘南ヘルスイノベーションパーク内)に次ぎ、2つ目となる。

参考:【横浜国立大学】羽沢横浜国大駅前にサテライト施設「YNU BASE HAZAWA」を設置

大学ジャーナルオンライン編集部

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