金城学院大学国際情報学部の学生たちは、2019年2月20日、アメリカ・アリゾナ州フェニックス・テンピを訪れ、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスの春季キャンプの取材を行った。
この取材は、金城学院大学で単位が付与される正規の授業(KIT:KinjoInternational Training)で実施されたもので、国際情報学部の磯野正典教授が担当する授業の一環。磯野教授はフジテレビ系列で「プロ野球ニュース」や「プロ野球中継」を担当したスポーツアナウンサー出身。学生たちは現地を訪れるまでに大リーグの歴史や現状、大谷選手のこれまでの活躍ぶりを学び取材に臨んだ。学生たちは、本場大リーグのグランドの多さや各種施設の充実ぶり、キャンプとは言うものの、本場メジャー選手たちの迫力に圧倒された様子だった。また、室内練習場での独自メニューでの調整の合間に取材陣の前に姿を見せた大谷翔平選手を日米のマスコミ関係者に交じって取材撮影することもできた。
参加した学生は「正式な取材許可を頂き取材できたことに感激した。将来は米国バスケットボールに関わる仕事をしたいのでとても良い経験になった」、「将来アナウンサーとして野球などのスポーツ番組を担当したい。大リーグはその原点、取材許可を頂き普段では見られないメジャーリーグの世界を垣間見ることができた」など感想を述べた。担当の磯野教授は大リーグキャンプの取材ができたことについて「全ては協力して頂いた皆さんの支援の賜物、普通では絶対にできない取材が実現した事に学生は感謝の念を持ち、本場メジャーリーグのキャンプの様子を一生の宝物として目に焼き付けておいて欲しいと」と語った。