赤塚不二夫生誕80年製作実行委員会は、2015年12月1日~2016年3月31日の4ヶ月間、東京大学山下会館を会場に、さまざまな分野の第一線で活躍する著名人が、それぞれの表現方法で「バカとは」について講義する「バカ田大学」を開講します。
代表作「天才バカボン」などギャグ漫画の王様で、ナンセンスの帝王として日本中から愛された漫画家、赤塚不二夫※。「バカ田大学」は、2015年9月14日に生誕80年を迎えたことを記念して、“鬱屈した空気が蔓延する現代社会だからそ、赤塚不二夫のタブーのない世界、ギャグ、ナンセンスな笑いが席巻するような一年にしよう”と企画されたプロジェクトです。
「バカ田大学」の登壇者には、イラストレーターのみうらじゅん氏、CGアーティストの河口洋一郎氏、劇作家で演出家の宮沢章夫氏などさまざまな分野の第一線で活躍する著名人を迎え、「これでいいのだ」に代表される“赤塚イズム”を再発見するべく、それぞれの表現方法で「バカとは」について解き明かします。授業料は、1コマ5,500円、2015年11月14日からチケットぴあなどで購入できます。また、2015年12月から、赤塚ワールドにインスパイアされて制作された新進気鋭のアーティストの作品や赤塚不二夫作品を中心とした漫画史・社会史の解説が展示される「バカ田大学展」の開催も予定されています。
※赤塚不二夫 1935年 9月14日生まれ。手塚治虫の「ロストワールド」に影響を受け、漫画家を志す。
1997年に第26回日本漫画家協会文部大臣賞を受賞。 1998年には紫綬褒章を受章。