明治学院大学は、2019年12月18日、日本の大学として初めて、UNICEF(国連児童基金)とのグローバルインターンシップ協定を締結した。

 UNICEF(国連児童基金)は、ニューヨークに本部を持つ児童福祉を推進する国連機関。現在、世界の33大学・機関とインターンシップ協定を締結している。明治学院大学では、国際センターが中心となり、加盟している国連グローバル・コンパクトの理念を理解し、持続可能な成長の実現に貢献できる学生を育成するため、「国際貢献インターンシップ」を強化している。これまで、国連ユースボランティアやカンボジア・シンガポールのNPO・NGOなどへの派遣などを行い、社会福祉分野での就業や、教員として社会に貢献したい学生、国際機関や国内外のNGOで活動を望む学生たちのニーズをサポートし、将来の目標達成に寄与している。

 今回、UNICEFとのグローバルインターンシップ協定に加わることで、明治学院大学の学生が世界130カ国以上にあるUNICEF事務所からの業務依頼のオファーに対し、選考に臨むことになる。協定上、派遣人数とスケジュールの制限はないが、同大学の長期派遣留学プログラム「国際貢献インターンシップ」として、2名の学生を2~6カ月間、2020年9月より派遣する予定。活動に伴う渡航費や生活費、保険料は大学側が支援する。

参考:【明治学院大学】日本の大学として初!明治学院大学が UNICEF(国連児童基金)とインターンシップ協定を締結

明治学院大学

グローバル化する社会を支える「真の知性」を育む

明治学院大学のルーツは幕末に生まれた英学塾。以来161年の時を重ね、日本のグローバル化を支える先駆的教育を実施し、現在、グローバル教育をベースとした学びを広げています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身に[…]

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