科学技術振興機構は2016年度の次世代科学者育成プログラムに、愛媛大学、大阪府立大学など4大学とNPO法人びわ湖トラストの計画を採択しました。理数系分野に卓越した中学生などの意欲や能力を、さらに伸ばすことに重点を置いた教育プログラムの実施や開発を支援するもので、将来有望な科学技術人材の育成が目的です。
静岡大学は「静岡STEMジュニアプロジェクト」で受講生の創造力を養います。長崎大学は「自律性とチームマインドを持った次世代の科学者育成プログラム」で参加者に深い知識を与えるとともに、協働性を養う教育プログラムを開発します。
びわ湖トラストは「琵琶湖から学ぶ地球科学の最前線」と題し、京都大学、立命館大学など琵琶湖周辺5大学から専門家を招き、最新の地球科学を教えます。
2016年度の採択機関公募には、全国から10件の応募があり、外部有識者で構成する推進委員会で内容を審査し、採択5件を選びました。