2018年4月に看護学部看護学科を新設した常磐大学。最初の卒業生を輩出する2022年4月に大学院看護学研究科(仮称)を開設する予定を公表した。
常磐大学は、2018年4月に看護学部看護学科を新設。これからの看護職に求められる高度な技術と判断力のある人材の養成機関としての役割を果たすべく、茨城県内約60の保健医療施設・機関等の医療従事者の協力を得ながら学修をすすめ、2022年3月、第1回生の卒業生を送り出す。
さらに、今後ますます複雑・高度化することが予測される医療に対応できる高度専門職業人を育成し、医療の質の向上に貢献できる人材の育成、確保を図っていくことを目的に、基礎となる看護学部が最初の卒業生を輩出する2022年4月に大学院看護学研究科(仮称)の開設を予定している。
開設予定の大学院看護学研究科は、将来の予測不能な課題に果敢に挑戦し、予防から看取りまで新しい戦略を開発し、社会を先導する次世代型の保健医療人材の育成、特に、実践者リーダーおよび複数の専門看護師等を養成するため、「精神・地域在宅看護学領域」「母子看護学領域」「成人高齢者看護学領域」「看護管理教育学領域」の4つの教育研究領域を用意。
専門領域における学際的で最新の知識、高度な実践能力、教育能力、研究能力を修得し、また実践の場でこれまで学修した知識やスキルを具現化し、自らのパフォーマンスを客観視することで、獲得した能力のレベルを確認するとともに、更なる学修の方向性を認識する能力を身につけることを目指す。入学定員は6名。※設置認可申請中であり、今後内容が変更になる場合がある
<看護学研究科看護学専攻(修士課程)>
開設時期:2022(令和4)年4月
入学定員:6名
学位:看護学(修士)
修業年限:2年